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Universal-MARUMONO-Parts(装置向け丸モノ標準品)のご紹介

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営業部塚田です。今月は弊社の新たな商品、「Universal-MARUMONO-Parts(装置向け丸モノ標準品)」のご紹介をさせて頂きます◎

まず、この商品はどういうものなの?という点ですが、簡単に申し上げると「決められた形状、寸法範囲の中から自社に必要なサイズを自分で設計して購入する商品」です。下記、商品の一例です☟

今までの標準品は決められた形状、サイズの中から自社に合った製品を選んで購入するスタイルでした。ですが、欲しいサイズに少し合わない。例えば、「外径はφ5で選択したいのにΦ3、4、6、8しかない・・」なんて経験ございませんか?そしてそのような状況になった場合、新しく図面を作成し、手配をかける必要がある。その負担軽減のお手伝いをできるのがUniversal-MARUMONO-Partsです。上記の一例をご覧頂けると分かりやすいかと思いますが、弊社の標準品は範囲のみが指定されており、その範囲内であれば0.1mm単位での設定が可能となります。また、材質に関して標準書に記載がないものでも、同じ形状であれば対応が可能です。

次に、この標準品の強みですが3つございます。

1つ目は「コストダウン」。例えば、上記でご紹介したテーパーピン。これを1社様から図面を頂き1ケ受注するとします。そうすると1製品1ケの単価になります。ですが、標準品ですと1社様から1ケの受注だとしても10社様からご注文を頂ければ数量的に10ケの受注となるため、お安くご提供ができる、という訳です。

2つ目は「設計部門の負担軽減」。これは先程書かせて頂いた通り、購入品を探して少し合わないサイズだった際、1から図面を作成するという負担を削減できるというものです。

3つ目は「調達部門の負担軽減」。標準品は仕様・納期・価格が決まっておりますので、見積りの必要がなく、その部分で負担を減らすお手伝いができるかと思っております。

以上が簡単な新商品の説明と強みとなりますが、同時に【大口での対応ができない】・【商品ラインナップがまだ少ない】等、現時点での弱みもございます。ですが、まだ始めたばかりの取り組みですので、お客様からのご意見やご要望を聞かせて頂きながら進化させて参りたいと思っております。

装置業界に貢献できることがないかを考え開発したこのUniversal-MARUMONO-Partsを、これからお客様と共に創っていけたら幸いです。どうぞこれからもよろしくお願いいたします。